水平線上に突起を作れ

わたしは高校を一度やめて

定時制に入り直した人。

やめた高校の校訓が、水平線上に突起を作れというものだったことを思い出して

ちょっと考える人になっている。

 

やめたことに後悔はない。

それがあって今があるのも事実。

ただ、あのままやめずに通っていたとしたら

わたしは水平線上に突起を作れたのだろうか。

今が作れているなんて決して思うこともないが。

 

自分は何者なんだろうとよく思う。

なんの取り柄もなく、平々凡々、白っぽい丸のような人間のような気がして仕方ない。

みんなそんなことないよって言うけど、

それすら優しい嘘のような気がしている。

 

結局自分自身の問題なのは重々承知している。

大殺界だろうが根をはる年だろうがそんなの自分次第。

わかっているけど、自分の気分が自分でコントロールできないせいで

やりたいことができないことが多いのが歯がゆい。

落ち込む理由がないのに落ち込むこの病気になったことにも

意味があるはずだとは思うけど、

今はただ、持て余している感満載。

 

そんなことを思いながら

一人酒を飲んでいます。

明日はフリー。

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